代表メッセージ

DeCMO(デクモ)は、
Dental Clinic Management Optimization
―歯科医院のマネジメントを最適化する―
という考え方を社名に掲げています。

歯科医院の経営は、診療技術や設備だけで成り立つものではありません。
人が安定して力を発揮できるかどうかによって、
医院の持続性や経営の質は大きく左右されます。

特に歯科業界は、女性スタッフが多く、
育児・介護・病気といったライフステージの変化が、
勤務継続に直結しやすい構造を持っています。
本来、歯科医院は女性が主体となって長く働ける職場であるはずです。
しかし実際には、制度や仕組みが十分に整っていないがために、
働く側も、雇う側も、どちらにとっても苦しい判断を迫られる場面が起きています。

スタッフは「続けたいが難しい」。
院長は「引き留めたいが現実的にできない」。
こうしたすれ違いは、個人の意欲や能力の問題ではなく、
医院としての設計が追いついていないことが原因です。

私自身、かつて現場の一員として、
制度がないがゆえに選択肢がなくなる経験をしてきました。
その現実を知っているからこそ、
感情論ではなく、仕組みで解決する必要性を強く感じています。

現在、日本全国に歯科医院は約68,000院ありますが、
その約90%はスタッフ20名以下の小規模経営体です。
院長は高度な医療専門職である一方、
採用・評価・労務・組織運営について体系的に学ぶ機会は、ほとんどありません。

その結果、現場では

・採用しても定着しない
・不満が表に出ないまま突然退職する
・指導のつもりがハラスメントと受け取られる
・労務トラブルや訴訟リスクが高まる
・組織の不安定化により診療品質が揺らぐ
といった課題が頻発しています。

医療の専門性と、経営・人事の専門性は別物です。
院長は診療のプロフェッショナル。
だからこそ、経営と人事は専門チームに任せるという選択が必要だと、私たちは考えています。

弊社は、歯科医院に不足している「人事機能」を、
外部人事チーム(Dental HR Partner)として提供しています。
これは単なる助言や資料作成ではありません。

現場に入り、
スタッフと対話し、
院長と課題を整理し、
採用・評価・ルールを設計し、

運用と改善まで伴走する――
実装型の人事支援です。

「作って終わり」ではなく、
機能し続ける人事を医院内に根づかせること。

当社が目指しているのは、
スタッフ一人ひとりが役割を理解し、
過度な属人化に頼らずに回る組織づくりです。
その結果として、院長が人の調整に追われる時間を減らし、
診療と意思決定に集中できる状態を実現します。

人を守るために、院長が疲弊し続ける経営では、長くは続きません。
現場の実情を踏まえた実行可能なマネジメント設計を、
外部の立場から支援することが、私たちの役割です。

院長が一人で抱え込まない経営を。
歯科医師として、本来向き合うべき仕事に集中できる環境を。

DeCMOは、歯科医院の経営と現場の間に立ち、
継続可能なマネジメントの最適解を、院長とともに考え続けます。

合同会社DeCMO
代表社員 松本 優季